ルクセンブルクでの暮らし魅力と日常を探索
多国を渡り歩いて、今はルクセンブルクにいます。異国での子育ての大変さもありましたが、この国の魅力をお伝えします。私が暮らした国は、アメリカ・オーストリア・ドイツそしてルクセンブルクです。
ルクセンブルクの風景: 夢のような自然と都市生活
朝、光が町を柔らかく照らし、城壁や緑豊かな丘が広がります。歴史的建造物と近代建築の融合が、この国の魅力です。しかし、不便さも感じます。どんなところが不便に感じるのか?ここから説明していきますね。
ちょっと不便なところ
石畳の道は、見た目は美しいですが、メチャクチャ歩きづらいです。
フラットシューズやスニーカーが快適です。狭い路地や一方通行が多く、車移動は大変なので、バスやトラムがお勧めです。
ルクセンブルクの気候
四季がありますが、春は雨が多く、最近の夏は極暑です。多くの家庭にはエアコンがなく、ブラインドで対策しますが、忘れると大変です。私も熱中症になりました。
ルクセンブルクと日本の時差
夏時間は、3月最終日曜日午前2時に時間が変わります。この時日本との時差は-7時間。日本時間から-7時間が現地の時間です。例えば日本が20:00Mの時、ルクセンブルクは、13:00となります。
冬時間は、10月最終日曜日午前2時に時間が変更されます。例えば夏時間午前6時が午前7時となります。そして日本との時差は-8時間。 冬時間の場合、日本が20:00 の時、現地は12:00です。
現地での時間差は1時間ですが、これかなり体にはきつい!と周囲の友人たちは言っています。
ルクセンブルクの食文化: 地元の料理を探索
多国籍と地元料理が融合しています。”Judd mat Gaardebounen“は、スモークハムと豆の料理です。
見た目より美味しいです。
ぶどう文化も豊かで、モーゼル地区のぶどうの雫は品質が高いのが有名です。試飲して、自分好みを選んでいます。
デザートには、”Quetschentaart”を。
このプラムタルトは、甘酸っぱさが特徴です。
地元レストランを訪れ、様々な料理を楽しむことが、この国の魅力の一つです。隣席の人との会話も楽しみの一つです。
ルクセンブルクの伝統のお料理やデザートの記事にご興味のある方は、レシピも掲載しているルクセンブルクのグルメ&ルクセンブルク伝統料理のレシピをぜひご覧ください。
ルクセンブルク:多文化が融合する魅力的な国
ルクセンブルクは小国ながら、その魅力は多文化の融合にあります。約半数の人が外国出身で、EUやその他の国から集まっています。この文化的混合が、ルクセンブルクの大きな特徴となっています。また、フランス語、ドイツ語、ルクセンブルク語の公用語に加え、ポルトガル語や英語も広く話され、学校教育では多言語が学ばれています。これにより、子供たちは多文化への理解を深めています。
豊かな生活環境
ルクセンブルクでは、高い生活の質が保証されています。社会保障、教育、治安などが良好で、経済は公平かつ平等に成長しています。公共空間や学校では、異なる背景を持つ人々が交流し、理解を深めています。しかし、最近は小規模な犯罪にも注意が必要です。特に観光客は、手荷物に気をつけることが大切です。
国際都市でのキャリア
私はドイツとルクセンブルクで求職活動を経験しました。ドイツでは、私のドイツ語レベルではよい仕事が見つかりませんでした。ず、ルクセンブルクでは英語と日本語を活かした仕事を探しました。
ルクセンブルクは多言語国家であり、多くの言語を話せることが有利に働きます。また、専門的なスキルも求められます。そして、求職サイトやエージェントを利用することも有効です。面接では、自分自身を明るく、強くアピールすることがとても重要です。フランス語やドイツ語の会話能力も、求職において有利になります。
ルクセンブルクでキャリアは、多言語、多文化を経験する絶好の機会だと思います。そして、この経験が自分自身を新たな視点で見つめ直すチャンスだと感じています。
日本の接客文化と海外の違い
日本独特の接客文化は、多くの人が快適な買い物や食事を楽しむことができる秘訣です。
しかし、海外では接客のスタイルが大きく異なります。なので、驚きの経験をすると事も多々あります。
例えば、ドイツのスーパーでは、店員とお客様の関係が対等であることが印象的でした。初めて訪れたお店で、しかもドイツ語!急いでいたので、商品の場所を尋ねたところ、その店員さんは「忙しいから無理!」と断りました。このような対応は、日本では考えられないものです。
そして、ルクセンブルクのブティックでの経験も驚きでした。私は、求めていたサイズが見つからなかったので、このサイズはないか?と尋ねたところ、そこになければない!との返答のみ。
日本のお店では、倉庫の確認や他店舗への問い合わせなどもしてくれたのに・・・・
私が暮らしたヨーロッパでは、余計なサービスを期待しない文化があるようです。
物価の違いについて
私が住むルクセンブルクでは、隣国と比較しても物価に違いがあります。特に所得税は、ルクセンブルクが最も低く、居住地を決める大きな要因になりました。そして食品やガソリン、レストランの価格は、国によって異なります。これらの価格は、日々の生活での選択肢に影響を与えています。ドイツでの買い物は、価格面で有利なので、私もよく利用しています。よろしければ下記の表をご参照ください。
項目 | オーストリア | ドイツ | ルクセンブルク | フランス |
---|---|---|---|---|
ガソリン | 安い | 高い | 安い | 高い |
食品 | まぁまぁ | 安い | まぁまぁ | 高い |
レストラン | 安い | 安い | まぁまぁ | まぁまぁ |
家賃 | まぁまぁ | 安い | 高い | 安い |
税金 | 高い | 高い | 安い | 高い |
ルクセンブルクの物価は高い?
実際に暮らしてみて、ルクセンブルクの物価は高いと感じています。
実際に暮らしている我が家の生活費と雑費に関しては、ルクセンブルクの物価:ルクセンブルクの生活費と生活の質、我が家の食費と雑費でその実際の数字を書いていますので、よろしければご参照ください。
ルクセンブルク月々の生活費
項目 | コスト(Euro) |
市内中心部の1ベッドルームアパートの家賃 | 1500 |
市外中心部の1ベッドルームアパートの家賃 | 1200 |
光熱費(電気、暖房、冷房、水道、ゴミ収集)85m²のアパート | 200 |
インターネット(60 Mbps以上、無制限データ、ケーブル/ADSL) | 60 |
食費(月間平均、一人当たり) | 300 |
公共交通機関 | 0 |
外食(中級レストラン、2人分) | 70 |
フィットネスクラブ(月額料金、1人当たり) | 60 |
保育料(幼稚園、月額、一人当たり)小学校から公立は無料 | 800 |
さいごに
国によって接客文化や物価には大きな違いがあります。海外で生活する際にはその国の文化や習慣に慣れることが大切です。日本の接客文化に慣れていると、海外の対応に戸惑うこともありますが、他国の文化を理解し、尊重することが国際社会で生きる秘訣です。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ルクセンブルクの物価は高めですが、具体的な生活費について知りたい方はこちらの記事、ルクセンブルクの物価:ルクセンブルクの生活費と生活の質をご覧ください。