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ルクセンブルグの伝統行事・お祭り

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新旧融合されたルクセンブルクの街

1月から、ルクセンブルグの祭りを紹介します。画像は後ほど更新しますので、お楽しみに。

ヨーロッパは、キリスト教にまつわる行事が多いのが特徴のように感じます。

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目次

1月の伝統行事・お祭

  • Happy New Year
  • Winterlights Festival(ルクセンブルク市)
  • Three Kings’ Procession(エシュ)

Happy New Year 謹賀新年

ルクセンブルグの新年は、日本と同じく家族や友達と過ごします。楽しく願い事をしながら、子供たちはお年玉(お菓子やお金)をもらいます。そして、新聞や郵便の配達員にも感謝の品を贈る習慣がありました。しかし、この風習は少しずつ失われつつあり、寂しい気持ちです。

Winterlights Festival ウィンターライト フェスティバル

ルクセンブルク市で開催されるWinterlights Festivalです。クリスマスマーケットと言った方が馴染み深いと思います。

ルクセンブルク市で、冬の訪れと共に始まるウィンターライトフェスティバル。このイベントは、11月の終わりから1月の始めにかけて開催されます。街は美しいイルミネーションで彩られ、音楽やアート、さまざまな飲食が楽しめるお祭りです。

主要な広場では、映像と音楽が一体となった、幻想的な光のショーが繰り広げられます。このスペクタクルな光景は、だれにとっても、楽しむ特別な時間を提供します。

さらに、フェスティバルでは、冬ならではの美味しい料理や温かい飲み物が味わえます。これらの季節感じる特別な料理は、寒い夜に心と体を温めてくれます。

街中では、あらゆる場所が輝くイルミネーションで飾られます。これらの美しい光は、冬の夜をさらに美しく演出してくれます。

ウィンターライトフェスティバルは、最も光輝く、冬の素晴らしいお祭りです。 ルクセンブルクを訪れる機会があれば、ぜひこのクリスマスマーケットを楽しんでください。

Three Kings’ Procession スリーキングプロセッション

ルクセンブルクのエシュで、毎年1月6日に「3人の王様行進」が行われます。この伝統行事は、聖三位一体礼拝を記念し、装飾された馬車に乗った3人の「王様」が市内をパレードします。

王様たちは、黄金やミルク、香料などの贈り物を積んだ馬車で、ゆっくりと市内を進みます。周りの人々は、彼らに称賛や祝福を送ります。また、パレードに参加する人々は、華やかな衣装を身にまとい、音楽と踊りで祝います。

この行事はエシュ市で一番人気があるプログラムの一つで、地元の人々や観光客から愛されています。パレードの後には、リンゴのケーキや温かい飲み物が提供され、参加者に喜ばれます。

お正月に開催されるこの特別なイベントは、ルクセンブルクの伝統と文化を体験する絶好の機会です。美しいパレードや地元の人々との交流を通じて、貴重な思い出を作ることができるでしょう。

伝統的なパイから現代的なパイへの移行

昔、ルクセンブルクの伝統的なパイには豆が入っていました。その豆が入った切れ端を見つけた人は、その日の王様や女王様になれたのです。

今では、かわいいセラミックの小物が入っていることが多いですね。その特別な一切れを見つけると、金色の紙で作った王冠をかぶることができます。

購入したパイから、こんなかわいいものが入っていました。黒い車やシェフの帽子をかぶった人形、セラミック製のジグソーパズルの一部などす。これらのオブジェは、毎年の楽しみの一つになりました。

伝統的なパイ ガレット・デ・ロワ 

パイ生地にフランジパンとクレーム・パティシエールを混ぜ合わせて焼き上げます。しかし、最近ではアップルパイやチョコレートパイ、肉のパイも人気です。

フランジパン:アーモンドクリーム
クレーム・パティシエール:カスタードクリーム

初めてガレット・デ・ロワを食べた時、とても不思議な味わいだったのを覚えています。日本のスィートポテトにアーモンドエッセンスを加えたような?なぜここにアーモンドと思ってしまいました^^

美味しいパイが買えるお店

手作りパイは、愛情をこめて作っている分美味しさも格別ですよね。でも、手軽に美味しいものが手に入る市販の物でOKという人も増えています。そこでおすすめのお店をご紹介しますので、是非お試しください。毎年違うお店で買って比べてみるのもたのしいですよ。

  • Oberweis  一番のおすすめです!ちょっと値は張りますが、パイのサクサク感がたまらなく美味しい~ですよ。
  • PAUL
  • Fisher
  • HOFFMANN

2月の伝統行事・お祭

カーニバル 

フォイゼント・カルネバルはルクセンブルクの伝統祭で、仮装して街を歩く風景が見られます。アメリカのハロウィンに似ており、最初に見たときは驚くかもしれません。この祭りはキャンドルマスから灰の水曜日まで続き、国内の多くの場所で開催。地元の文化や美味しい食べ物を楽しみながら、観光客もフェスティバルの魅力を味わうことができます。

正式な日程がわかり次第またこちらに記載しますので、少々お待ちくださいね。

ルクセンブルグカーニバルの有名な場所

  • Luxembourg;
  • Diekirch;
  • Schifflange;
  • Esch-sur-Alzette;
  • Remich;
  • Wasserbillig;
  • Vianden;
  • Echternach など

このお祭りは子供の為のお祭りと言われています。特にKaylでは子供むけのイベントが中心に催されますので、お子様連れの方は、是非 Kayl市役所 のサイトをチェックしてみてくださいね。

カーニバルで味わえる特別なお菓子

この季節になると、ベーカリーやケーキショップあるいはスーパーマーケットで様々な典型的なルクセンブルグのカーニバルスナック・ペイストリーが店頭を飾りめます。

そのいずれもドーナッツの記事にお砂糖をたっぷりとまぶした、いかにもハイカロリーなスナックですが、これにはどうやらこれから始まる断食に備えてという意味もあるようです。

灰の水曜日 2024年2月14日

灰の水曜日の最も有名な場所は、ルクセンブルク市の聖母ノートルダム大聖堂(Cathédrale Notre-Dame de Luxembourg)です。この日は、キリスト教徒にとって四旬節(イエス・キリストが荒野で過ごした40日間の期間)の始まりを意味しており、カトリック教会で儀式が行われます。

この日、ルクセンブルク市の聖母ノートルダム大聖堂では、キリスト教徒の信者が集まり、司祭が水晶やオリーブオイルを使用して、小さな十字架を信者の額に描きます。これは、信者が罪を悔い、悔い改める意志を示すものです。

また、灰の水曜日は、四旬節の期間中、計40日間の断食が始まる日でもあります。ルクセンブルグ市内のレストランやカフェなどでは、この日に特別に得難い料理を提供する場合もあります。

聖母ノートルダム大聖堂は、ルクセンブルグ市の中心部にある美しいゴシック様式の建築物で、ルクセンブルグ市内で最も有名な観光スポットのひとつです。

大聖堂は美しい石のアーチと高さ70メートルの尖塔で飾られています。

灰の水曜日は、ルクセンブルグで重要なキリスト教の儀式であり、聖母ノートルダム大聖堂で儀式を見学することができます。また、この日を祝う特別な料理を楽しむこともできます。

3月の伝統行事・お祭

Buergsonndeg ビュルグブレンネン

カーニバルの終わりを告げる最初の日曜日、大公国全土でビュルゲン(たいまつ)を燃やす伝統があります。この伝統的なイベントは、多くの人々が手に温かい飲み物を持ちながらたき火の周りに集まって楽しむもので、カーニバルの閉幕を祝います。

各村は、ビュルゲンを異なる形や大きさで燃やします。中には小さな城の形をしているものもありますが、ほとんどは中央に十字架がある巨大な杭のような形をしています。

ビュルゲンは、わら、ブラシ、木材、古いクリスマスツリーなどが使われます。ビュルゲンの大きさは、使用する材料によって決まりますす。通常、午後に地元の若者によってビュルクの建設から始まり、たいまつ行列が続き、暗くなってからの火の点火で終わります。場所によっては、ビュルクに火を灯す栄誉が、最近結婚した地元のカップルや地元の著名人に与えられることもあります。

バーベキューや、イエルゼブジ(エンドウ豆のスープ)、ボウネシュルップ(緑豆のスープ)、温かい飲み物 などの伝統的な料理が観客を温めるために提供され、多くの場合、フェスティバルは夜更けまで長く続きます。

長い冬とは惜別したい、そんな人々の想いからこのお祭りは誕生したと言われています。

4月の伝統行事・お祭

Oktav オクタフ

オクタフは、聖母マリアに敬意を表して祝われるルクセンブルクの重要な行事の一つで、四月と五月に、国内だけでなく、ドイツ、ベルギー、フランスからも教区民がルクセンブルクの首都へ巡礼します。彼らはルクセンブルクの聖母大聖堂の聖母マリア像を参拝し、その後、小さな市場で美味しいものを楽しみます。

例年、オクタフは、4月の聖金曜日の後に始まり、5月の第二日曜日に終了します。訪問者は、ルクセンブルク市内だけでなく、国内のいくつかの町や村でも様々な行事が開催されます。

という私はこの行事にはまだ行ったことがないので、一度は見てみたいと思っています。

5月の伝統行事・お祭

Sprangprëssessioun シュプラングプレスセッション

毎年、聖霊火曜日にエヒタナハで行われる伝統的な「はね行列」は、ヨーロッパで最も古い行事の一つであり、ユネスコの無形文化遺産リストにも登録されています。様々なグループが、同じ曲に合わせて飛び跳ねながら、様々なマーチングバンドが演奏する音楽に合わせて行進します。

この行列には、多くの説がありますが、7世紀末にエヒタナハ修道院を設立し、多くの奇跡を起こした宣教師ウィリブロルドへの巡礼を意味していました。ある地点では、一部のグループは3歩前進して2歩後退をする「Sprangprëssessioun」を行いながら行進していきます。

この行進は、宗教的な目的を持つ巡礼としても、文化的な民間伝承の一つとしても楽しまれています。そして、何千人もの人々を魅了し続けるユニークな体験ができると好評です。参加者は、音楽に合わせて飛び跳ねながら、小さな村の通りを練り歩く中で、他の人々と交流したり、何か新しいことを学んだりすることができます。

6月の伝統行事・お祭

National Day ナショナルデー

ナショナルデイ(National day): ルクセンブルグの国家祝日で、6月23日に開催されます。この日はルクセンブルグ国王のお誕生日でもあり、パレード、花火、音楽コンサートなどが行われ、多くの人たちがイベントに参加します。

7月の伝統行事・お祭

Blues’n Jazzralleye ブルース&ジャズラリー

ルクセンブルグ市で毎年開催されるブルース アンド ジャズ フェスティバルは、夏の屋外イベントの中でも最も人気のあるものの一つです。このフェスティバルはファフェンタール、クラウゼン、グルントなどが会場となり、最高級のブルースとジャズの折衷的なミックスを楽しむために何千人もの音楽愛好家が訪れます。

なお、ユネスコの世界遺産に登録されているルクセンブルグ市の歴史的な城壁の下にあるクラブや公共スペースで行われるのが特徴です。

このフェスティバルでは、数多くの音楽ジャンルが楽しめます。また、飲食店や露店もたくさん出店しており、美味しい食べ物とドリンクを楽しむこともできます。フェスティバルが行われる地域は、美しい景色で有名で、スタイリッシュなバー、レストラン、おしゃれなショッピングエリアで賑わいます。

2024年の開催日については、まだ正式に発表されていません。しかし、フェスティバルは通常6月下旬~7月中旬に開催されることが多いので、この時期に訪問する行者は、この素晴らしいイベントに参加できるかもしれません。ブルース アンド ジャズ フェスティバルでの音楽と文化の饗宴を、ぜひお楽しみください! 

日時の発表があり次第、こちらのサイトでお知らせさせていただきますね。

8月の伝統行事・お祭

Schueberfouer シューバーファウアー

670 年以上の歴史を持つシューバーファウアーは、2024年度は、8月23日(金)から9月11日(水)毎日午後12時~午前1時まで開催が予定されています。

10月の伝統行事・お祭

Veiner Nessmoort (ヴィアンデン)

毎年10月に行われるヴィアンデンのウォールナッツ・フェスティバルには、ルクセンブルグ国内はもちろんのこと、海外からも多くの人が訪れる有名なお祭りで、道の両端には、

11月の伝統行事・お祭

  • All Saints Day(全国各地で祝われます)
  • Béier a Wurscht Mäert(ルクセンブルク市)

12月の伝統行事・お祭

  • Christmas markets(全国各地で祝われます)
  • Saint Nicolas Day(全国各地で祝われます)

お詫びとご案内

いつもご愛読ありがとうございます。外部リンクの一部が正常に機能しないことが判明し、リンクを一部廃止いたしました。ご不便をおかけして申し訳ありません。今後も快適に読んでいただけるよう改善を続けますので、どうぞよろしくお願いします!

新旧融合されたルクセンブルクの街

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